i 新聞記者ドキュメント
I SHIMBUNKISHA DOCUMENT

No.N19-178
鑑賞日2019/11/29(金)
劇場名MOVIX亀有 シアター1(亀有)
監 督森達也
出 演望月衣塑子, 森達也
内 容
&
感 想
民主主義国家を標榜するならば、我が国は一人ひとりの人間が異なる価値観や考え方を持ちながら生きることの出来る社会を目指し続けなければならない。そこには当然、無数の対立が生じるが、真の社会の調和とはその混沌の中から見出すべきものであって、決して多数勢力が他者を抑え込むことではない。権力や圧力に決して屈せずそれらに挑み続ける一人の女性記者の姿勢を称えつつも、本作は、孤軍奮闘する彼女が抱える疑問や怒りを通して、我々に繰り返しこう問いかける。私たちの暮らすこの日本は、果たして民主主義国家と呼べるのか、と。
評 価☆☆☆★(「新聞記者ドキュメント」だったはずが、途中から「ドキュメンタリー監督ドキュメント」が入り混じる。)
コピー映画『新聞記者』は序章にすぎなかった――今、あなたに問う。
混雑度それなりに来てます。
公開日2019/11/15(金)
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備 考MOVIX亀有では12/12までの上映。ユーロスペースで上映中。
cinepre