アートのお値段
THE PRICE OF EVERYTHING

No.N19-121
鑑賞日2019/08/17(土)
劇場名ユーロスペース1(渋谷)
監 督ナサニエル・カーン
出 演ラリー・プーンズ, ジェフ・クーンズ, ジョージ・コンド, ジデカ・アクーニーリ・クロスビー, マリリン・ミンター, ゲルハルト・リヒター, エイミー・カペラッツォ, シモン・デ・プリ, エド・ドルマン, オリヴァー・バーカー, ステファン・エドリス, ホリー・ピーターソン, インガ・ルーベンスタイン, ジェリー・サルツ, アレックス・ネメロフ, バーバラ・ローズ, ポール・シンメル, コニー・バトラー, メアリー・ブーン, ギャビン・ブラウン, ジェフリー・ダイチ, デニス・ヤレス, セルジュ・ティロシュ
内 容
&
感 想
大半の作品が地下に眠る美術館は美術品にとって墓場だ、とオークショニアの一人は言うが、それも一理ある。活発に売買されるマーケットでは、様々なアーティストに創造された作品達が生き生きと輝いているようにも見える。一方、値段という一つの基準だけでその価値を決定する行為は、芸術が本来持つはずの可能性を奪い、極めて狭い範囲に押し込めてもいる。とは言え、何処にも正解はないし、全てが答えでもある。何れにせよ、我々庶民が美術館で触れることができるのはアートの世界の一面に過ぎない、ということは覚えておくべきだろう。
評 価☆☆☆★(「ART=MONEY」とも「ART≠MONEY」とも言い切れないところに面白みが生まれているのは確か。ただ、ドキュメンタリーとしてはネガティブな面も追求して欲しかった。)
コピーART≠MONEY
混雑度満席です。
公開日2019/08/17(土)
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備 考
cinepre