私は、マリア・カラス
MARIA BY CALLAS

No.N18-197
鑑賞日2018/12/23(日)
劇場名TOHOシネマズシャンテ スクリーン1(日比谷)
監 督トム・ヴォルフ
出 演マリア・カラス, ファニー・アルダン
内 容
&
感 想
大観衆に埋め尽くされたホールにその絶世の歌声を響かせる時はもちろん、楽屋でくつろいだ表情を見せる時も、車からファンに手を振り笑顔を振りまく時も、自らの思いをインタビュアーに向け語る時も、矢継ぎ早に質問を浴びせかける記者たちに声を荒げる時も、彼女は常に20世紀最高のソプラノ歌手「カラス」としてそこにいる。この作品に、素顔の「マリア」は見当たらない(唯一の例外はF・アルダンが朗読する手紙)。幼い頃からそう教えられ、そう運命付けられてきたのだろう。しかし、それは彼女自身が選んだ道でもあったに違いない。
評 価☆☆☆★(彼女の生涯を辿る貴重な音源や映像を年代順にきっちり並べた、生真面目だが資料価値の高いドキュメンタリー。その歌声もしっかりと聴かせてくれる。ファンならば必見・必聴。)
コピー"マリアとして生きるにはカラスの名が重すぎるの――"
混雑度かなり混雑してます。
公開日2018/12/21(金)
Link [海外] [日本] [IMDb] [DVD]
備 考TOHOシネマズ シャンテでは2/14までの上映。新宿武蔵野館で上映中。
cinepre