スターリンの葬送狂騒曲
THE DEATH OF STALIN

No.N18-117
鑑賞日2018/08/03(金)
劇場名TOHOシネマズシャンテ スクリーン1(日比谷)
監 督アーマンド・イアヌッチ
出 演スティーヴ・ブシェミ, サイモン・ラッセル・ビール, パディ・コンシダイン, ルパート・フレンド, ジェイソン・アイザックス, オルガ・キュリレンコ, マイケル・パリン, アンドレア・ライズボロー, ポール・チャヒディ, ダーモット・クロウリー, エイドリアン・マクラフリン, ポール・ホワイトハウス, ジェフリー・タンバー
内 容
&
感 想
1953年。反対勢力を次々と粛清し、国家を恐怖で支配していたソ連共産党書記長スターリン。その彼が、自室で倒れているのが発見される。ベリヤ、フルシチョフ、マレンコフら側近たちが次々と駆け付けるが、右往左往する彼らの前でスターリンは息を引き取ってしまう。
後に独裁者と評されることになる最高指導者の死とその体制の崩壊をブラック過ぎる笑いで描いているが、それが揶揄しているのは決してスターリンやソ連/ロシアだけではない。時代や国家を超えて今なお息づく、権力を巡る人間の醜さ浅ましさこそ、本作の真の標的だろう。
評 価☆☆☆☆((ほぼ)英米の俳優でメインキャストで固め、全編をFワード満載の英語で描いているのも痛烈な皮肉か。)
コピースターリンが死んだ! 厳かなはずの国葬の裏で、絶対権力者の座を巡り、狂気のイス奪りゲームが始まる。
混雑度かなり混雑してます。
公開日2018/08/03(金)
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備 考TOHOシネマズシャンテは9/6までの上映。YEBISU GARDEN CINEMAで上映中。
cinepre