ラ・チャナ
LA CHANA

No.N18-113
鑑賞日2018/07/21(土)
劇場名ヒューマントラストシネマ有楽町 シアター1(有楽町)
監 督ルツィア・ストイェヴィッチ
出 演ラ・チャナ, アントニオ・カナーレス, カリメ・アマヤ
内 容
&
感 想
1946年クリスマスイヴに生を受けたラ・チャナ。魂の深淵から湧き上がるような肉体の躍動を長く支えてきた彼女の膝も、その身体を支えるのは難しくなっている様子。だが、ひとたびリズムを刻み始めると豹変、その凄まじいパワーに息を呑む。「娘の父親」から受けた虐待や、「黙って従え」という男性社会に属するゆえの差別は、ここで語られる以上に彼女を苦しめたはず。だが、それらさえ跳ね除ける力がそのステップには宿る。生まれた瞬間から踊り続けてきたであろう彼女にとって、フラメンコは魂そのものであり、彼女本来の姿なのだ。
評 価☆☆☆☆★(サルバドール・ダリが公演に連れてくるチーターが怖くて嫌だったと彼女は語るが、その時怯えていたのはチーターの方だったに違いない。)
コピー踊っているときだけ、自分でいられた。
混雑度かなり混雑してます。
公開日2018/07/21(土)
Link [海外] [日本] [IMDb]
備 考ヒューマントラストシネマ有楽町では8/17までの上映。アップリンク渋谷で上映中。
cinepre