人間機械
MACHINES

No.N18-112
鑑賞日2018/07/21(土)
劇場名ユーロスペース1(渋谷)
監 督ラーフル・ジャイン
出 演
内 容
&
感 想
インド北西部のグジャラート州には、仕事を求め多くの出稼ぎ労働者が集まってくるという。本作のカメラが入り込んだのは、立ち並ぶ大型機械で白い布を様々な柄で染め上げる巨大捺染工場。騒音だけでなく、湿気も熱気も溶剤臭も凄まじいであろうそこで、彼らは働き、仮眠を取り、働き、食事をとり、そしてまた働く。薄暗い現場の中、疲労と怒りを抑え込んだ生気のない顔で、ただ日々を生きるために黙々と働き続ける男たちの手から、色鮮やかな生地が次々と吐き出されていく様は象徴的。彼らの犠牲が誰かの贅沢を支える世界の構図が見える。
評 価☆☆☆☆(その地域に立ち並ぶ工場の中でも、ここは一番まともなのだとか・・・。)
コピー超絶音響 工場労働 記録映画
混雑度かなり混雑してます。
公開日2018/07/21(土)
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備 考
cinepre