オマールの壁
OMAR

No.N16-062
鑑賞日2016/05/03(火)
劇場名名演小劇場1(栄)
監 督ハニ・アブ=アサド
出 演アダム・バクリ, リーム・リューバニ, ワリード・F・ズワイテル, サメール・ビシャラット, エヤド・ホーラーニ
内 容
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感 想
パレスチナで暮らす青年オマール。彼は、街を分断する高い分離壁を頻繁に乗り越え、幼馴染のタレクやアムジャド、そして、タレクの妹で恋人のナディアと会っていた。そんなある日、タレク、アムジャドと共にイスラエル軍襲撃を実行に移すことになったオマールは・・・。
彼らの信頼や愛情は、占領という陰と暴力という狂気の中で育まれている。裏切りと憎悪がその座を奪おうと常に待ち構えているから、そこに緊迫感みなぎるサスペンスも生じる。だとしても、これは青春ドラマであり、パレスチナに生きる若者たちの実状として受け止めたい。
評 価☆☆☆☆★(それは、観る者とオマールの世界とを隔てる壁でもある。)
コピー普通の愛も、普通の戦争も、ここにはない。
混雑度それなりに来てます。
公開日2016/04/23(土)
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備 考
cinepre