サウルの息子 SON OF SAUL / SAUL FIA

No.	N16-033
鑑賞日	2016/02/28(日)
劇場名	伏見ミリオン座2(伏見)
監　督	ネメシュ・ラースロー
出　演	ルーリグ・ゲーザ, モルナール・レヴェンテ, ユルス・レチン, トッド・シャルモン, ジョーテール・シャーンドル
内　容 & 感　想	1944年10月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。ハンガリー系ユダヤ人のサウルは<ゾンダーコマンド>の一人として、同胞の遺体処理やガス室の清掃などに従事していた。ある日、彼はガス室を生き延びた少年を発見する。少年はその場で殺されてしまうが・・・。
	映像が捉えるのは、主人公サウルとその周囲のみ。だが、否応なく耳に飛び込んでくるドイツ兵の怒鳴り声、同胞の囁き声、ガス室からの叫び声が、強制収容所の実態をありありと描写。その一員となった我々に、人々を死に至らしめるその場所でどう生きるべきなのかと迫る。
評　価	☆☆☆☆(ゾンダーコマンド(Sonderkommando)。知らずに済ませたかった言葉。)
コピー	最期まで<人間>であり続けるために―
混雑度	満席です。
公開日	2016/02/27(土)
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備　考
cinepre