ロパートキナ 孤高の白鳥
ULYANA LOPATKINA: A RUSSIAN STAR / OULIANA LOPATKINA, UNE ETOILE RUSSE

No.N16-017
鑑賞日2016/02/07(日)
劇場名名演小劇場1(栄)
監 督マレーネ・イヨネスコ
出 演ウリヤーナ・ロパートキナ, アニエス・ルテステュ, ジャン=ギヨーム・バール, ピエール・ラコット, イリーナ・チスチャコーワ, ミハイル・ピオトロフスキー
内 容
&
感 想
細部を食い入る様に見つめていると、その細く長い手足の指先からつま先までを、まるで機械の如く一分のブレもスキもなく操っていることが分かるが、それでいて舞台の上での印象は、あたかも宙を舞うひとひらの羽毛のように、軽やかで繊細でドラマチック。マリインスキー・バレエで20年に渡ってプリンシパルを務めるウリヤーナ・ロパートキナ。間違いなく世界を代表するプリマである彼女だが、「今でもマリインスキーで踊っていることが信じられない」と語る。そのバレエに対する謙虚さこそが、彼女を更なる高みへと導いているのだろう。
評 価☆☆☆☆★(ダイジェスト映像で紹介される数々の作品に甲乙など付けられるはずもないが、やはり「瀕死の白鳥」。あまりに美しすぎて涙が出る。)
コピーバレエの神に愛されたプリンシパルの素顔に迫る――<もっとも美しい>ドキュメンタリー。
混雑度かなり混雑してます。
公開日2016/02/06(土)
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備 考
cinepre