セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター
THE SALT OF THE EARTH

No.N15-129
鑑賞日2015/08/22(土)
劇場名名演小劇場1(栄)
監 督ヴィム・ヴェンダース, ジュリアーノ・リベイロ・サルガド
出 演セバスチャン・サルガド, ジュリアーノ・リベイロ・サルガド, ヴィム・ヴェンダース
内 容
&
感 想
モノクロームの美しくドラマチックな情景に初めは目を奪われるが、やがて映し出されるのは、目を覆わずにはいられない貧困、飢餓、紛争の光景。この地球に生きる同じ人間として目を背けることは許されないのだと、彼はその地獄の只中に立ち、フレームに真実を切り取り、私たちの目に焼き付けようとする。だが、幾度と無く世界各地で我々自身という邪悪な存在を目の当たりにした末に、セバスチャン・サルガドは故郷ブラジルで自らのより大きな役割と可能性を見出す。彼が取り組む植林は、熱帯雨林だけでなく、人類再生への願いなのだろう。
評 価☆☆☆☆(写真家(フォトグラファー)とは、光と陰で描く人。だが、彼はそんな言葉の枠を遥かに超えた人物であった。)
コピー母なる地球(テーラ)に還る――
混雑度かなり混雑してます。
公開日2015/08/15(土)
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備 考
cinepre