至高のエトワール パリ・オペラ座に生きて
AGNES LETESTU: L'APOGEE D'UNE ETOILE

No.N14-196
鑑賞日2014/11/30(日)
劇場名名演小劇場1(栄)
監 督マレーネ・イヨネスコ
出 演アニエス・ルテステュ, ジョゼ・マルティネス, ステファン・ビュリョン, エマニュエル・ティボー, ピエール・ラコット, ギレーヌ・テスマー, ローラン・イレール, ブリジット・ルフェーヴル, ウィリアム・フォーサイス, イリ・キリアン, カロリン・カールソン, ラリオ・エクソン
内 容
&
感 想
舞台に登場した瞬間から観る者の眼と心を奪う高い技術と芸術性、それらに裏打ちされた崇高なまでの美しさと気品、それでいて自分のような素人さえ迎え入れる寛容さと優しさ・・・。まさにバレエ界の至高と呼ぶに相応しいアニエス・ルテステュが昨年、エトワールの座から退いた。作品はパリ・オペラ座での最後の2年間を見つめながら、彼女自身や共演者、振付師らの証言で、その功績/光跡を振り返る。そこには、悲壮感や喪失感のような暗さはない。むしろ、束縛から開放され更なる高みへと飛び立たんとする彼女の、眩い輝きに溢れていた。
評 価☆☆☆☆★(引退公演の「椿姫」も映像化されると嬉しいのだが。)
コピー踊り続けること、それが運命だった――
混雑度かなり混雑してます。
公開日2014/11/29(土)
Link [日本] [IMDb] [DVD]
備 考
cinepre