ローマ環状線、めぐりゆく人生たち
SACRO GRA

No.N14-137
鑑賞日2014/08/21(木)
劇場名ヒューマントラストシネマ有楽町 シアター2(有楽町)
監 督ジャンフランコ・ロージ
出 演
内 容
&
感 想
人々の命を救い母を見舞う救急隊員。大きな屋敷で貴族の如く振る舞う一家。昔ながらのウナギ漁を続ける老いた漁師。集合住宅の一室でお喋りを続ける父娘。路上のキャンピングカーで暮らす人々。ヤシの木を守るため虫の声を聞く学者。凡ての道が通じていたはずのその街に決して辿り着くことなく、延々と堂々巡りを続けるその環状線を走りながら、歴史都市/観光都市/世界都市ローマを目前にしてそこから隔絶されたように生きる人々の姿をつぶさに観察し、彼らの声なき声を拾い集めていく。あたかも、人類最期の瞬間を記録するかのように。
評 価☆☆☆☆(まるでディストピア映画を観ていたような印象・・・。)
コピー未来へと突き進む大都市ローマ、そこからこぼれ落ちた人々の愛おしい人生
混雑度満席です。
公開日2014/08/16(土)
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備 考
cinepre