熱波
TABU

No.N13-125
鑑賞日2013/07/21(日)
劇場名名演小劇場2(栄)
監 督ミゲル・ゴメス
出 演テレーザ・マドルーガ, ラウラ・ソヴェラル, アナ・モレイラ, エンリケ・エスピリト・サント, カルロト・コッタ, イザベル・カルドーゾ, イヴォ・ミュラー, マヌエル・メスキタ
内 容
&
感 想
社会活動などに参加しながら、リスボンで定年後の日々を過ごす女性、ピラール。彼女の隣の家には、80代の老女アウロラがメイドのサンタと共に暮らしていたが、カジノに入り浸るなど奇妙な行動を繰り返し、ピラールを悩ませていた。だがある日、アウロラが病に倒れ・・・。
何不自由のない、だが決して満たされない、人々の今の姿を「楽園の喪失」として描く第一部と、その「楽園」とは何かを描く第二部という構成の妙。現実と幻想の入り混じる甘美なその地の記憶を、日々失いながら生きる現代へと、我々は否応なしに連れ戻されるのだが。
評 価☆☆☆☆(【熱波】著しく高温の気塊が、波のようにおしよせる現象(大辞林)。興味をそそり、いい意味で裏切る、巧い邦題。)
コピー最後に一目、会いたい人――
混雑度かなり混雑してます。
公開日2013/07/20(土)
Link [日本] [IMDb]
備 考
cinepre