長嶺ヤス子 裸足のフラメンコ
YASUKO NAGAMINE: BAREFOOT FLAMENCO

No.N13-084
鑑賞日2013/05/12(日)
劇場名名古屋シネマテーク(今池)
監 督大宮浩一
出 演長嶺ヤス子, アントニオ・デルガード, イサック・バルベロ, ラモン・マルティネス, ホセ・ルイス・ヴィダル, 栗本修
内 容
&
感 想
大震災直後に手術を受け、僅か1か月後に舞台に立つ彼女を、まず映し出す。だがその後は、猫や犬を世話する姿を見つめ、キャンバスに走らせる絵筆を追い、真実を鋭く見抜く言葉を拾っていくのみ。狂おしくも華麗に舞う姿は時折挟み込まれるが、彼女は「踊ることには飽きた」と言う。日本フラメンコ界の先駆者にして世界的ダンサーである長嶺ヤス子は、すでにダンスのその先にいるのだろうか。肉体表現によって極限まで"生"に近づき、動物たちを介して"生"に触れてきた彼女は、"生"そのものになろうとしているのだろうか。
評 価☆☆☆☆(何ものにも左右されず自分の心に真っ直ぐに生きる彼女の目には、日本人の踊るフラメンコ(あるいは日本人そのもの)が歪んで見えるに違いない。)
コピーかくも烈しく 面白い
混雑度かなり混雑してます。
公開日2013/05/11(土)
Link [日本]
備 考
cinepre