二郎は鮨の夢を見る
JIRO DREAMS OF SUSHI

No.N13-019
鑑賞日2013/02/02(土)
劇場名伏見ミリオン座2(伏見)
監 督デヴィッド・ゲルブ
出 演小野二郎, 小野禎一, 小野隆士, 山本益博
内 容
&
感 想
ネタとシャリ。例えば仏料理に比べれば、確かにその対極にあるようなシンプルさが、鮨にはある。その一方、素材選びから握り方に至るまで、職人たちの手間と技術と工夫が凝縮されて生まれる一カンのそれには、オーケストラの奏でる交響楽に匹敵する複雑さも秘められている。何やら怪しげな"SUSHI"なるものが蔓延る今、日本人ならではの気質とこだわりが生み出し、まさに芸術の域に達しつつある「鮨」の真髄を世界に知らしめる本作の登場は喜ばしく、しかし、それが日本人の手によって生まれなかったことは嘆かわしい。
評 価☆☆☆☆★(少し恐れていた違和感は全く無し。まだ若い米国人監督の鮨と職人に対する好奇心と愛の深さは、下手な日本人以上かも。)
コピーシンプルを極めると、ピュアになる。
混雑度満席です。
公開日2013/02/02(土)
Link [海外] [日本] [twitter] [IMDb] [DVD] [BD]
備 考
cinepre