少年と自転車
THE KID WITH A BIKE / LE GAMIN AU VELO

No.N12-079
鑑賞日2012/04/24(火)
劇場名伏見ミリオン座2(伏見)
監 督ジャン=ピエール・ダルデンヌ, リュック・ダルデンヌ
出 演セシル・ドゥ・フランス, トマ・ドレ, ジェレミー・レニエ, ファブリツィオ・ロンジョーネ, エゴン・ディ・マテオ, オリヴィエ・グルメ
内 容
&
感 想
もうすぐ12歳になる少年シリルは、彼を児童養護施設に預け、行き先も告げず姿を消した父親を必死に探していた。そんなある日、彼が大切にしていた自転車を見つけたという女性サマンサが施設を訪ねてくる。シリルは彼女に、週末だけ里親になってほしいと頼むが・・・。
父親という守護者を失い、危険を遠ざけようと無意識の防衛本能でまず相手を傷つけてしまう少年の姿の痛々しさ。一方、里親となる女性は多くを語らない。なぜ少年に寄り添い続けるのか? 思いを巡らせながら彼女に自分を重ね、やがて、そこに理由など無いと知る。
評 価☆☆☆☆★(兄弟監督初の映画音楽は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番。物語の章を区切るように繰り返される4小節はしかし、その時々の少年の心情を語るように響いてくる。)
コピーただ、一緒にいてくれたら、それだけでいい。
混雑度(平日のため)ガラガラです。
公開日2012/04/21(土)
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備 考
cinepre