海峡をつなぐ光 ~玉虫と少女と日韓歴史ロマン~
KAIKYO WO TSUNAGU HIKARI: TAMAMUSHI TO SHOJO TO NIKKAN REKISHI ROMAN

No.N11-179
鑑賞日2011/07/24(日)
劇場名京都シネマ1(烏丸)
監 督乾弘明
出 演入矢麻衣, 崔光雄, 立野敏昭, 植島寶照, 山田耕健, 李明勲, 芦澤七郎, 三國連太郎, 西岡徳馬
内 容
&
感 想
千数百年の時を経て劣化が進む国宝「玉虫厨子」の復元に、日本各地の職人の技を結集して取り組んだプロジェクトを追った、前作「蘇る玉虫厨子」(2008)。その姉妹編とも言える本作では、韓国で行われた新羅時代の工芸品「玉虫馬具」の復元作業を交えながら、両国の文化交流の歴史を紐解いていく。偶然にも同時期に行われた2つの復元。その完成品の美しさにまず目を奪われるが、双方の職人が作業の困難さを前に同じ思いを抱いていたことも興味深い。彼らの想いは、時代と海峡を超え今も深く結びついているのだろうか?
評 価☆☆☆☆(飛鳥時代の「玉虫厨子」よりも更に古い韓国「玉虫馬具」。その起源については本作も1つの仮説を提示するが、そこから先は、まさに歴史ロマンの世界。)
コピー
混雑度それなりに来てます。
公開日2011/07/23(土)
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備 考京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。
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