ちいさな哲学者たち
JUST A BEGINNING / CE N'EST QU'UN DEBUT

No.N11-170
鑑賞日2011/07/16(土)
劇場名シネ・リーブル梅田2(梅田)
監 督ジャン=ピエール・ポッジ, ピエール・バルジエ
出 演パスカリーヌ・ドリアニ
内 容
&
感 想
「自由とは何?」という命題に、フランスの幼稚園で哲学を学ぶ子どもたちは「大人は自由」と答えるが、本当は少し違うらしい、ということにも彼らなりに気付いている。実際、我々は大人になるに従ってより大きな社会的制約を受け、言語、規律、道徳、常識を学ぶにつれ思考的自由を失っていく。まだ"ちいさな"彼らは確かに未熟ではあるが、何気ないその言葉には幾度も心を掴まれる。限りなく自由な思考と発想で人間や社会の真理を探究し得る子どもたちこそ、真に偉大な哲学者であり、学ぶべきは我々大人の方なのかもしれない。
評 価☆☆☆☆★(人間は考える葦である。教え(押し付け)るばかりで考えることを子どもたちから奪う教育では、水辺の植物しか育たない。)
コピー"無限の可能性"が溢れ出す2年間の軌跡。
混雑度多少混雑してます。
公開日2011/07/16(土)
Link [海外] [日本] [twitter] [IMDb] [DVD]
備 考シネ・リーブル梅田では、当日朝より全ての回の受付を実施。開演10分前より受付番号順での入場。
cinepre