飯と乙女
FOOD AND THE MAIDEN

No.N11-166
鑑賞日2011/07/10(日)
劇場名テアトル梅田1(梅田)
監 督栗村実
出 演佐久間麻由, 田中里枝, 岡村多加江, 上村聡, 岸建太朗, 菊池透, 増本庄一郎, 上ノ茗真二, 湯地友美, 古川えり, 石間美結, 田中郁雄
内 容
&
感 想
都内のダイニングバーでアルバイトとして働く砂織は、人に料理を作るのが生き甲斐。だが、密かに想いを寄せる常連客の青年・九条は、彼女の料理を一切口にしようとしなかった。人前で食べるのが苦手だという彼のために、砂織はカツサンドを作ってお土産に渡すが・・・。
人体を構成する物質は、1年でほぼ全て入れ替わるという。すなわち、食とは我々自身。何を食べるかで人は変わり、食べさせ/食べられることで、人はより深く繋がっていく。何気ない日常の中から、食(=人)とは何かを哲学的/宗教的/芸術的に探求した、興味深い小品。
評 価☆☆☆☆(そして、ブッダは食あたりで入滅としたとも言われる。食の世界は、かくも奥深い・・・。)
コピー食べる楽しみ。食べる苦しみ。
混雑度ガラガラです。
公開日2011/07/09(土)
Link [日本] [IMDb]
備 考短編"Rabbit for Dinner"を併映。テアトル梅田は全席指定入れ替え制を実施中。前売り券も、座席指定券との引き換えが必要。
cinepre