ゴダール・ソシアリスム
FILM SOCIALISME

No.N11-119
鑑賞日2011/05/22(日)
劇場名京都シネマ1(烏丸)
監 督ジャン=リュック・ゴダール
出 演マチアス・ドマイディ, ナデージュ・ボーソン=ディアーニュ, ジャン=マルク・ステーレ, アガタ・クチュール, マリー=クリスティーヌ・ベルジェ, カンタン・グロセ, モーリス・サルファティ, オルガ・リャザーノワ, ドミニク・ドヴァル, ルーマ・サンバール, ロベール・マルビエ, ベルナール・マリス, パティ・スミス, レニー・ケイ, アラン・バディウ, エリアス・サンバール, クリスチャン・シニジェ, カトリーヌ・タンヴィエ, マリーヌ・バタジア, ギュリヴェール・エック, エリザベート・ヴィタリ, アイ・アイダラ
内 容
&
感 想
多くの工程を経て生まれ出た映画は、鑑賞というプロセスによって完成し、観客のものとなる・・・訳ではない。しばしば警告を目にするように、時として作り手の下からも離れ、"財産"として保護されてしまう。一方で、著作権を無視し、様々な映像を自由に繋ぎ合わせた作品が、ネット上には氾濫している。我々が"財産"と呼ぶものは、監督が示してきた通り、多くが他者からの引用/搾取に過ぎない。急速に進むデジタル化によって今、映画が本来の所有者である"社会"へと還流されつつある。ゴダールはそう見ているのだろうか?
評 価☆☆☆☆(3楽章からなるシンフォニー、を謳うが、聴こえてくるのは人類の奏でる不協和音。だが、それこそ我々本来の"美しさ"かもしれない。)
コピー自由は高くつく!
混雑度それなりに来てます。
公開日2011/05/14(土)
Link [海外] [日本] [IMDb] [BD]
備 考京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。
cinepre