ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路
NANNERL, LA SOEUR DE MOZART

No.N11-085
鑑賞日2011/04/23(土)
劇場名テアトル梅田2(梅田)
監 督ルネ・フェレ
出 演マリー・フェレ, マルク・バルベ, デルフィーヌ・シュイヨー, ダヴィッド・モロー, クロヴィス・フアン, リサ・フェレ, ヴィランティーヌ・デュヴァル, アデール・ルプレートル, ドミニク・マルカス, モナ・エフトル, サロメ・ステヴナン, ジュリアン・フェレ, ニコラ・ジロー, アルチュール・トス, オセアーヌ・ジュベール, ルネ・フェレ
内 容
&
感 想
両親や"神童"と評判の弟ヴォルフガングと共に、欧州各地を巡る演奏旅行を続けるナンネル。彼女もまた幼い頃から父レオポルドの指導を受け、類稀な音楽の才能を発揮していた。しかし、まもなく15歳になるナンネルに、父は女だからとバイオリン演奏を禁じてしまう・・・。
その劇的な物語の大半は(恐らく)空想に過ぎないが、女として、"モーツァルトの姉"として生まれたがために、時代の影に埋もれた彼女への手向けでもあるのだろう。だが、歴史に"もし"は無い。運命を受け入れたのであろう彼女は、再び音楽史の片隅へと消えて言った。
評 価☆☆☆☆(衣装やセットと共に"再現"されたナンネルの音楽も心に響く。)
コピー等しく才能に恵まれながらも、時代の波に押し流された女性ナンネル。その秘められた音楽への情熱と儚い恋の物語。
混雑度満席です。
公開日2011/04/23(土)
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備 考テアトル梅田は全席指定入れ替え制を実施中。前売り券も、座席指定券との引き換えが必要。
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