フェアウェル さらば、哀しみのスパイ
FAREWELL / L'AFFAIRE FAREWELL

No.N10-204
鑑賞日2010/09/11(土)
劇場名テアトル梅田2(梅田)
監 督クリスチャン・カリオン
出 演エミール・クストリッツァ, ギョーム・カネ, アレクサンドラ・マリア・ララ, インゲボルガ・ダプコウナイテ, アレクセイ・ゴルブノフ, ディナ・コルズン, フィリップ・マニャン, ニエル・アレストリュプ, フレッド・ウォード, デヴィッド・ソウル, ウィレム・デフォー, エフゲニー・カルラノフ, ヴァレンチン・ヴァレツキー
内 容
&
感 想
1981年、モスクワ。KGB幹部として豊かな生活を送るグリゴリエフ大佐は、共産主義体制が行き詰まった祖国の将来に憂いを抱いていた。そして、事態を打開するため極秘情報を西側に提供することを決意した彼は、フランス家電メーカーの技師ピエールと接触するが・・・。
スパイ映画ならではの緊張感漲る展開。次第に明らかとなる、歴史の裏側に隠された驚くべき真実。だが、そういった娯楽性を、重苦しい空気が覆い包む。世界を変えた2人が、スパイである前に、夫であり親であり人間であるという事実を、まず描こうとしているのだ。
評 価☆☆☆☆(遠い国、遠い時代の出来事を身近にリアルに実感させる、Queenやウォークマンといった"小道具"の使い方も巧妙。)
コピー人は希望で動く。歴史は信念で動く。
混雑度かなり混雑しております。なるべく早めに受付を済ませておきましょう。
公開日2010/09/11(土)
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備 考テアトル梅田は全席指定入れ替え制を実施中。前売り券も、当日座席指定券との引き換えが必要。
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