ザ・コーヴ THE COVE

No.	N10-154
鑑賞日	2010/07/04(日)
劇場名	京都シネマ1(烏丸)
監　督	ルイ・シホヨス
出　演	リック・オバリー, ルイ・シホヨス, サイモン・ハッチンズ, チャールズ・ハンブルトン, マンディ=レイ・クルークシャンク, カーク・クラック, ジョセフ・チズルム, C・スコット・ベイカー, ブルック・エイトキン, ハーディ・ジョーンズ, マイケル・イリフ, イアン・キャンベル, ポール・ワトソン, ダグ・デマスター, デヴィッド・ラストヴィッチ, ロジャー・ペイン, ダン・グッドマン, ジョン・ポッター, ジョン・フラー, アサートン・マーティン
内　容 & 感　想
	正直に言えば、現代日本でイルカ漁が行われていることなど知りもしなかった。「イルカを殺し、食べるなどとんでもない」と、怒りさえ感じた。本作のショッキングなクライマックスに、その怒りは何十倍にも膨れ上がった。しかし、そこで我に返る。"悪事"を暴きイルカを解放しようとする者、"文化"だと主張しイルカを猟る者、そのせめぎ合いに怒りを覚える自分、結局皆、自分の都合を押し付けているに過ぎない。真に怒りの声を挙げるべきは、我々に命を弄ばれるイルカたちなのだ。だが、人間は彼らの言葉を聞く耳さえ持っていない。
評　価	☆☆☆☆★(もちろん全てを鵜呑みにしてはいけないが、人間の身勝手さを知る、格好の教材だ。)
コピー	環境か? 食文化か? 誰も知らなかったイルカ漁と捕鯨の問題を描く今年最大の問題作!
混雑度	立ち見です。出来るだけ早めに受付を済ませておきましょう。
公開日	2010/07/03(土)
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備　考	京都シネマでは8/6までの上映。第七藝術劇場で上映中。
cinepre