台湾人生
TAIWAN JINSEI

No.N09-271
鑑賞日2009/12/13(日)
劇場名京都シネマ3(烏丸)
監 督酒井充子
出 演簫錦文, 塔立國普家儒ヤン, 宋定國, 陳清香, 楊足妹
内 容
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感 想
流暢な日本語で語りかけてくる老人たちは、日本の統治下にあった1920年代の台湾に生まれ、同化政策により日本語を学んだ人々。太平洋戦争の終戦によって中国国民党の統治下へと移った彼らには、時代を積み重ねる地層のように、戦前から戦中の日本人としての記憶や信条がそのまま留められている。日本を祖国と信じて学び、働き、戦ったにもかかわらず見捨てられ、圧制を生き抜き、それでもなお日本人として教育を受けたことを誇りとする彼らの言葉は、何も知らず日本人を名乗る私たちにとって、あまりに重い。
評 価☆☆☆☆★(かつて日本人として教えられた彼らに今、私たち日本人が学ぶべきことは多い。)
コピーかつて日本人だった人たちを訪ねて
混雑度かなり混雑しております。なるべく早めに受付を済ませておきましょう。
公開日2009/12/12(土)
Link [日本] [IMDb]
備 考
cinepre