副王家の一族
I VICERE

No.N09-267
鑑賞日2009/12/06(日)
劇場名京都シネマ2(烏丸)
監 督ロベルト・ファエンツァ
出 演アレッサンドロ・プレツィオージ, ランド・ブッツァンカ, クリスティーナ・カポトンディ, グイド・カプリーノ, アサンプタ・セルナ, セバスティアーノ・ロ・モナコ, ジゼルダ・ヴォロディ, パオロ・カラブレージ, ビアージョ・ペリグラ, ジョヴァンナ・ボッツォーロ, ペップ・クルス, ホルヘ・カルボ, アンナ・マルチェッロ, カティア・ピエトロベッリ, ラリッサ・ヴォルペンテスタ, ヴィート, マグダレナ・グロホフスカ, ダニロ・マリア・ヴァリ, マリア・リータ・フェンザト, ピエルジュゼッペ・ジュフリーダ, ピノ・カラブレーゼ, ダニエラ・テレーリ, フランコ・ブランチャローリ, ルチア・ボゼー
内 容
&
感 想
19世紀半ばのシチリア島。スペイン副王の末裔ウゼダ家の当主ジャコモは、母テレザの死で相続することになった遺産を独占するため、弟ライモンドを追放してしまう。そして、絶対的権力で一族を支配する彼に、長男として生まれたコンサルヴォは反発を繰り返すが・・・。
人は善として生まれてくるはず。だが、名前や地位とともに欲望を受け継ぐ"家"が育む人間は、醜さの中では醜さこそが美徳と刷り込まれてしまう。副王家の名に相応しい綺羅を尽くした美術や衣装は、そこに巣食う彼らの醜悪さを、隠すどころか際立たせるかのようだ。
評 価☆☆☆★(数々のコメディ作品で知られるランド・ブッツァンカをジャコモ役に据えた、配役の妙。)
コピー滅びゆくもの 生まれるもの そしてなお、生き続けるもの
混雑度かなり混雑しております。なるべく早めに受付を済ませておきましょう。
公開日2009/12/05(土)
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備 考京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。
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