ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ
VILLON'S WIFE

No.N09-216
鑑賞日2009/10/10(土)
劇場名TOHOシネマズ二条 スクリーン5(二条)
監 督根岸吉太郎
出 演松たか子, 浅野忠信, 室井滋, 伊武雅刀, 光石研, 山本未來, 新井浩文, 鈴木卓爾, 小林麻子, 信太昌之, 榎本陸, グレゴリー・ペーカー, 広末涼子, 妻夫木聡, 堤真一
内 容
&
感 想
昭和21年、冬のある夜。小説家の大谷が、妻の佐知と幼い息子の待つ家に息を切らして帰ってくる。しかし、居酒屋を営む夫妻が訪ねて来ると。彼はナイフを振りかざして逃げてしまう。夫が五千円の金を店から盗んだという事情を聞いた佐知は翌日、居酒屋を訪ね・・・。
誰もが惚れずにいられない魅力を放つ佐知。その、いかなる苦境にも屈しない強かさと底知れぬ包容力は、男にとって理解を超えているが故に、存在自体が恐ろしい闇にも映る。そんな女性を、説得力をもって、しなやかに演じてしまう松たか子もまた、恐ろしい存在だ。
評 価☆☆☆☆(この脚本は松たか子のために書かれたそうだが、彼女の存在がこの脚本を書かせた、と言い換えてもいいだろう。)
コピー愛など信じたら、すべてが消えてしまうと、男は恐れている。 すべてを失った後に、残るのが愛だと、女は知っている。
混雑度かなり混雑しております。なるべく早めに受付を済ませておきましょう。
公開日2009/10/10(土)
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備 考
cinepre