里山
SATOYAMA

No.N09-212
鑑賞日2009/10/03(土)
劇場名京都シネマ2(烏丸)
監 督菊池哲理
出 演今森光彦, 玄田哲章, 安井邦彦, 高橋美鈴
内 容
&
感 想
ちょっとした映像のトリックを織り交ぜつつ、ハイビジョンならではの鮮明さで捉えた、多種多様な生き物たちの姿。だが、いわゆるネイチャー・ドキュメンタリーとは、少し違う。舞台は、遠く地球の裏側でも、人を寄せ付けない秘境でもなく、琵琶湖畔に広がる雑木林。そこで、自らの領分を守り、互いの命を支え合いながら共存、そして共栄するその"生き物"たちには、我々人間も含まれているのだ。自然と人とが、対立することなく生命の輪を繋いでいる里山。長い年月をかけてその仕組みを完成させた、先祖たちの叡智に感嘆する。
評 価☆☆☆☆(「自然保護」という言葉さえ、人間の驕りだと気付かされる。私たちが守るべきは自然ではなく、自然との「約束」なのだ。)
コピーいのちの廻る音がきこえる。
混雑度多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
公開日2009/09/26(土)
Link [日本] [DVD] [BD]
備 考京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。
cinepre