精神
MENTAL

No.N09-160
鑑賞日2009/07/26(日)
劇場名京都シネマ2(烏丸)
監 督想田和弘
出 演山本昌知
内 容
&
感 想
精神病には取り除くべき病巣が目に見えない。そこに、私たち「健常者」は恐怖を抱くのだろう。それ故、彼らを「精神病患者」とカテゴライズして分け隔て、全く別の世界の存在のように遠ざけ、そうしてますます「患者」の姿が目に入らなくなる。そんな悪循環を断ち切るきっかけを、監督はこの作品で与えてくれる。無論、「患者」を理解することは誰でも出来る事ではない。だが、「患者」と呼ばれる人々について知ることは、何も難しくはない。そして、名前を知り、その人の個性を知れば、相手を「患者」と呼ぶ人は消えていくに違いない。
評 価☆☆☆☆★(むしろ疑問に思えてくるのが「健常者」という存在。そのあいまいな境界線もまた、目に見えない。)
コピーこころの傷に特効薬、ありますか?
混雑度立ち見です。出来るだけ早めに受付を済ませておきましょう。
公開日2009/07/25(土)
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備 考
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