いのちの作法 -沢内「生命行政」を継ぐ者たち-
INOCHI NO SAHOU

No.N09-081
鑑賞日2009/04/18(土)
劇場名京都シネマ2(烏丸)
監 督小池征人
出 演大田祖電, 大田受宣, 大田宣承, 増田進, 増田洋, 石川敬治朗, 藤澤昇, 坂巻潤子, 高橋典成, 深沢久子, 高橋和子, 高橋菜摘, 伊藤惣一
内 容
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感 想
「国は後からついてくる」と、全国で初めて乳児・老人医療費の無料化を実現、翌昭和37年に乳児死亡率ゼロを達成した岩手県沢内村。合併により西和賀町となった今も、人々と地域は、当時の村長・深沢晟雄の理念を受け継いでいる。作品が追うその姿は、大きな病院を建てたり、道路を整備したりと、まず物質的な豊かさを思い浮かべてしまう私達に、結局それらが人と人との繋がりを弱め、心の豊かさを奪っていると諭す。進むべき方向を見失いかけているこの国に、沢内の人々は従うべき道筋を指し示してくれている。
評 価☆☆☆☆★(小さな地域だからこそ出来ること、と考えてしまうが、人と人とが集まって暮らしていることに、都市も村も変わりはないはず。)
コピーすこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに老いる。岩手県沢内の未来が、日本を拓く。
混雑度多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
公開日2009/04/11(土)
Link [日本] [IMDb]
備 考
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