シリアの花嫁 THE SYRIAN BRIDE

No.	N09-050
鑑賞日	2009/03/07(土)
劇場名	京都シネマ2(烏丸)
監　督	エラン・リクリス
出　演	ヒアム・アッバス, マクラム・J・フーリ, クララ・フーリ, アシュラフ・バルホウム, エヤド・シェティ, イヴリン・ガプルン, ジュリー=アンヌ・ロス, アドナン・トラブシ, マルレーン・バジャリ, ウリ・ガヴリエル, アロン・ダハン, ロバート・ホーニグ, ディラール・スリマン
内　容 & 感　想	イスラエル占領下のゴラン高原にある小さな村。結婚の日を迎えた娘モナは、両親や姉のアマルたちと最後の時間を過ごしていた。花婿は、テレビで活躍するシリアの人気俳優タレル。国境を越えて彼のもとに嫁ぐモナは、もう二度と家族と会うことが出来ないのだった・・・。
	中東の政治情勢や民族問題などが巧みに(そしてコミカルに)物語へと織り込まれているが、決して遠い国のお話ではない。そこに描かれるのは、男たちの自尊心や女たちの自立心、そして彼ら家族の深い愛情と絆。私たちとの間の何処に、境界線があると言うのだろう。
評　価	☆☆☆☆★(普遍のテーマと語り口の妙で、社会派でありながら誰に心にも訴える作品となっている。)
コピー	もう二度と帰れない。それでも私はこの境界を越える。
混雑度	かなり混雑しております。なるべく早めに受付を済ませておきましょう。
公開日	2009/03/07(土)
Link	[海外] [日本] [IMDb]
備　考	京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。
cinepre