敵こそ、我が友 ~戦犯クラウス・バルビーの3つの人生~ MY ENEMY'S ENEMY / MON MEILLEUR ENNEMI | ||
No. | N08-187 | |
鑑賞日 | 2008/08/30(土) | |
劇場名 | テアトル梅田1(梅田) | |
監 督 | ケヴィン・マクドナルド | |
出 演 | クラウス・バルビー, ニール・アシャーソン, ウーテ・メスナー, アンドレ・セルディニ, マルセル・ストゥルゼ, アルフレッド・ニュートン, アレクサンドル・アロンブレネール, ゴットリーブ・フックス, ロバート・パクストン, ロバート・テイラー, アール・ブラウニング, クリストファー・シンプソン, エリザベス・ホルツマン, カイ・ヘルマン, アラン・ライアン, パトリシア・マクシェリー, ジョン・ロフタス, ピーター・マクファーレン, カルロス・ソリア, ミルナ・ムリーリョ, ヨアヒム・フィーベルコルン, ヨハネス・シュナイダー=メルク, ベアーテ・クラルスフェルト, ヨランダ・カルデロン, アンドレ・デュソリエ | |
内 容 & 感 想 | ||
副題にある通り、クラウス・バルビーは戦犯、すなわち戦争犯罪人と呼ばれながら、1991年に獄中で77年余りの生涯を閉じている。本作で示されている数々の証言、証拠からしても、彼を無罪と断言することは到底困難だ。しかし、監督の目的は彼の断罪ではない。その"3つの人生"を追いながら、1987年フランスでの象徴的な法廷で裁かれたものが何だったのかを、問い直そうとしている。人道上の罪を犯したとして、彼への判決は下った。しかし、戦争という余りに重大な罪を犯したものは今もなお、この世界で罪を重ねている。 | ||
評 価 | ☆☆☆☆(世界が廻る仕組みを、彼の存在は教えてくれる。無論、彼も歯車の一つに過ぎないのだが。) | |
コピー | 元ナチスの男は、なぜ裁かれることなく、長年自由の身でいられたのか。その謎から戦後史の裏側を暴く、衝撃のドキュメンタリー! | |
混雑度 | 満席です。出来るだけ早めに受付を済ませておきましょう。 | |
公開日 | 2008/08/30(土) | |
Link | [海外] [日本] [IMDb] [DVD] | |
備 考 | テアトル梅田は全席指定入れ替え制を実施中。前売り券も、当日座席指定券との引き換えが必要。 | |
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