シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録
THEATRICAL

No.N08-087
鑑賞日2008/04/27(日)
劇場名京都シネマ2(烏丸)
監 督大島新
出 演唐十郎, 鳥山昌克, 久保井研, 辻孝彦, 稲荷卓央, 藤井由紀, 赤松由美, 丸山厚人, 多田亜由美, 高木宏, 岡田悟一, 気田睦, 野村千絵, 大美穂, 土屋真衣, 大鶴美和子, 大鶴美仁音, 大鶴佐助
内 容
&
感 想
冒頭、笑顔で新作脚本について語る唐十郎に、不吉な胸騒ぎを覚えた。続く居酒屋の場面、4年目の団員にさりげなく「いい俳優とは何だと思う?」と尋ねる時、どっと汗が噴き出した。次にどんな言葉が発せられるか分からないその緊張は、エンドロールが消えるまで続いた。作品は100分ほどで終わる。だが、劇団員たちはおそらく、この"恐怖"の中で24時間365日を過ごしている。それでもなお、唐組として生きることを選ぶ彼らの素顔に、ましてや唐十郎本人のそれに迫ることなど、到底不可能に思えてくる。それが彼らの狙いか?
評 価☆☆☆☆★(30代という若さを利用し、貫禄の差を曝け出し、主役を引き立てる。大島新監督も"役者"が一枚上である。)
コピー真実か、白昼夢か
混雑度それなりに来てますが、座れないほどではありません。
公開日2008/04/26(土)
Link [日本] [IMDb]
備 考
cinepre