潜水服は蝶の夢を見る
THE DIVING BELL AND THE BUTTERFLY / LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON

No.N08-038
鑑賞日2008/02/17(日)
劇場名京都シネマ1(烏丸)
監 督ジュリアン・シュナーベル
出 演マチュー・アマルリック, エマニュエル・セニエ, マリ=ジョゼ・クローズ, アンヌ・コンシニ, パトリック・シェネ, ニエル・アレストリュプ, オラッツ・ロペス・ガルメンディア, ジャン=ピエール・カッセル, マリナ・ハンズ, マックス・フォン・シドー, イザック・ド・バンコレ, エマ・ド・コーヌ, ジャン=フィリップ・エコフェ, ジェラルド・ワトキンズ, ニコラ・ル・リッシュ, フランソワ・ドゥレヴ, アンヌ・アルヴァロ, フランソワ・ルブラン, ジヌディーヌ・スアレム, アガト・ド・ラ・フォンテーヌ, フランク・ヴィクトール, ロール・ド・クレモン, テオ・サンペオ, フィオレラ・カンパネラ, マイケル・ウィンコット
内 容
&
感 想
目覚めると、そこは病院のベッドだった。名前はジャン=ドミニク・ボビー。42歳。子供は3人。ELLE誌の編集長。意識ははっきりしている。医者たちの声も聞こえる。だが、体を動かすことも声を出すことも出来ない。脳梗塞で倒れた彼が動かせるのは、左目だけだった・・・。
肉体は結局、息をするための潜水服に過ぎない。だが、意のままに動き、食べ、言葉を交わすことが、生きることだと私達に錯覚させる。彼の瞬きは、蝶の如く羽ばたく感性と想像力こそが、人の生の本質だと語りかける。では、僕は今、生きていると言えるのだろうか?
評 価☆☆☆☆★(この素晴らしい映像は、J・シュナーベル監督の豊かな感性と、J・カミンスキーの確かな技術を確信させる。)
コピーぼくは生きている。話せず、身体は動かせないが、確実に生きている。
混雑度満席です。出来るだけ早めに受付を済ませておきましょう。
公開日2008/02/16(土)
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備 考京都シネマでは3/28までの上映。梅田ガーデンシネマで上映中。
cinepre