陸に上った軍艦 OKA NI AGATTA GUNKAN | ||
No. | N07-180 | |
鑑賞日 | 2007/08/15(水) | |
劇場名 | 京都シネマ1(烏丸) | |
監 督 | 山本保博 | |
出 演 | 新藤兼人, 大竹しのぶ, 蟹江一平, 滝藤賢一, 三浦影虎, 鈴木雄一郎, 友松タケホ, 藤田正則, 大地泰仁, 川上英四郎, 大塚祐也, 桜木信介, 井川哲也, 新田亮, 若松力, 壇臣幸, 池内万作, ユウキロック, 宮沢天, 浅田圭一, 森内遼, 中田潤, 植村宏司, 塚本浩平, 西川方啓, 岸本啓孝, 宮澤寿, 日之出清, 戸口義隆, 若山慎, 佐治和也, 太田鷹史, 加藤新平, 青木壮一郎, 加藤忍, 今井和子, 森脇由紀, 八木優希, 氏家恵, 柳下季里, 黒崎照, 二木てるみ | |
内 容 & 感 想 | ||
皮肉を込めた喜劇のような題名。実際、人としての尊厳を奪われ、理性さえも失いつつある兵隊たちの姿は、異常さを通り越して滑稽にさえ感じる。だが、それは何の隠喩でもなく、新藤兼人が戦争の最後の1年を体験した場所を指している。氏自らの語りと、それを克明に再現したドラマは、その不条理こそが戦争の中で直面する現実であると教えてくれる。その場所には今、1993年に再建された宝塚大劇場がある。しかし、当時を思いながら佇む新藤氏の目には、多くの仲間を奪った"軍艦"の姿が映っているのかもしれない。 | ||
評 価 | ☆☆☆☆★(今日、終戦記念日。"戦後"の月日を毎年積み重ねていくことの意味を、もう一度考えたい。) | |
コピー | 伝えておきたいことがある | |
混雑度 | 満席です。出来るだけ早めに受付を済ませておきましょう。 | |
公開日 | 2007/08/11(土) | |
Link | [日本] | |
備 考 | ||
cinepre |