ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 BORAT: CULTURAL LEARNINGS OF AMERICA FOR MAKE BENEFIT GLORIOUS NATION OF KAZAKHSTAN | ||
No. | N07-114 | |
鑑賞日 | 2007/05/26(土) | |
劇場名 | MOVIX京都 シアター1(河原町) | |
監 督 | ラリー・チャールズ | |
出 演 | サシャ・バロン・コーエン, ケン・デヴィティアン, ルネル, パメラ・アンダーソン | |
内 容 & 感 想 | ||
名前しか知らないカザフスタンという国の文化や思想に戸惑いがないと言えば嘘になる。だが、TVレポーターであるボラット・サカディエフ氏は、栄光ナル国家で生まれ育った自らを基準点とすることで、勝手に自国を世界の警察と呼び他国を悪の枢軸呼ばわりするアメリカ社会が育む、暴力と差別とセックスとセンスのないユーモアに基づく文化や思想が、いかに歪んだものであるかを暴き出すことに成功している。下品なコメディアンを装う彼のヒゲに隠された鋭いメスが、偉大なる我が国ニッポンに向けられないことを願うばかりだ。 | ||
評 価 | ☆☆☆★(よく無事にカザフに"帰国"できたものだと、まずはそのことに感心する。) | |
コピー | バカには理解不能なバカです。 | |
混雑度 | それなりに来てますが、座れないほどではありません。 | |
公開日 | 2007/05/26(土) | |
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備 考 | ||
cinepre |