エドワード・サイード OUT OF PLACE
OUT OF PLACE: MEMORIES OF EDWARD SAID

No.N07-041
鑑賞日2007/02/24(土)
劇場名梅田ガーデンシネマ1(梅田)
監 督佐藤真
出 演マリアム・サイード, ワディ・イザード, ナジュラ・サイード, ジーン・サイード・マクディスィ, ダニエル・バレンボイム, ノーム・チョムスキー, アズミ・ビシャーラ, ミシェル・ワルシャウスキー, イリヤース・フーリー, イラン・パペ, ギル・アニジャール, ゴーリ・ビスワナサン
内 容
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感 想
もちろん、このドキュメンタリーだけに頼って、パレスチナ問題や、サイード(1935-2003)という人物やその思想についての議論を進めるべきではないが、その一端に触れる機会を与えてくれる作品であることは確かだ。日本人として彼の足跡を辿ることへの監督の戸惑いが、冒頭のナレーションで語られている。だが、その客観性こそが、パレスチナ人としてのアイデンティティを保ちながらも、土地や民族に縛られた思想を嫌い、より高い概念から問題を見つめようとしたサイードの視線を、この作品にもたらしている。
評 価☆☆☆☆(土地や民族に縛られ、それに気付くことなく日々を過ごす日本人には、理解の難しい問題かもしれない。)
コピーサイードの遺志と記憶を辿る、佐藤真監督、渾身のロードムービー
混雑度それなりに来てますが、座れないほどではありません。
公開日2007/02/17(土)
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備 考
cinepre