薬指の標本
L' ANNULAIRE

No.N06-265
鑑賞日2006/11/19(日)
劇場名京都シネマ2(烏丸)
監 督ディアーヌ・ベルトラン
出 演オルガ・キュリレンコ, マルク・バルベ, スタイプ・エルツェッグ, エディット・スコブ, アンヌ・ブノワ, ハンス・ツィシュラー, ソティギ・クヤテ, ドリア・アカー, ルイ・ド・ヴィンター
内 容
&
感 想
炭酸飲料工場での事故で薬指の先を失ってしまった、21歳のイリス。そこでの仕事を辞め、ある港町へと引っ越した彼女は、町の外れにある屋敷で、標本技術士の助手として働き始める。そこでは、人々の依頼を受け、様々なものを標本にしているのだった・・・。
倒錯的な欲望を描きながらも、映像は美に溢れている。標本技術士の"罠"に堕ちていくヒロインは、しかし、自らの肉体を捧げることで、むしろ魂の開放を得ているようにさえ見える。そんな、危険な魅力が、濃密な保存液としての音楽と共に封じ込められている。
評 価☆☆☆☆(邦画なら、と考える。男優は何人も思いつくが、ヒロインを演じられる、若く、美しく、艶かしい女優はいるだろうか?)
コピーこの靴をはいたまま、彼に封じ込められていたいんです。
混雑度多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
公開日2006/11/18(土)
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備 考京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。
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