三池 終わらない炭鉱の物語
ECHOES FROM THE MIIKE MINE

No.N06-258
鑑賞日2006/11/12(日)
劇場名京都シネマ2(烏丸)
監 督熊谷博子
出 演松尾けい虹, 大澤誠一, 久保田武巳, 山下一二, 西脇仲川, 猿渡孝, レスター・テニー, 秋吉米子, 池畑重富, 首藤心子, 熊谷博子, 中里雅子
内 容
&
感 想
そのネガティヴなイメージゆえ、そこで力強く生きる人々のドラマは感動的に映る。でも、それはやはり映画の中の話しであって、炭鉱(やま)の本当の物語は、少し別のところにあるということを、このドキュメンタリーは教えてくれる。作品は、韓国や中国の人々の強制労働、1959年に始まる三池争議、1963年の三川坑粉塵爆発事故など、"負の遺産"の当事者たちの証言の記録である。だが、カメラが捉えているのは、正でも負でもない、炭鉱と共に生き抜いてきた人々の姿。今でも消えることのない彼らの心の炎だ。
評 価☆☆☆☆(日本の高度経済成長を支えたエネルギー源は、石炭でも石油でもなく、人々の生きる力だったのかも、と思う。)
コピーいま、語る。明日を、見る。
混雑度かなり混雑しております。なるべく早めに受付を済ませておきましょう。
公開日2006/11/11(土)
Link [日本]
備 考京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。
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