蟻の兵隊
THE ANTS

No.N06-197
鑑賞日2006/09/03(日)
劇場名京都シネマ3(烏丸)
監 督池谷薫
出 演奥村和一, 金子傳, 村山隼人, 藤田博, 百々和, 森原一, 小俣佐夫郎, 宮崎舜市, 増本敏子, 奥村寿, 段子清, 胡平, 岳寿椿, 劉面煥
内 容
&
感 想
戦争の実態を語ることの出来る人が、日本から1人もいなくなる日は、決して遠い未来ではない。南京事件にしても、慰安婦問題にしても、我々の世代が知りうる情報はあまりに少なく、様々な解釈を許し、真実は失われようとしている。80歳を迎える奥村氏が、自らの目と足と声で明らかにしていく「日本軍山西省残留問題」の驚くべき真実も、この作品がなければ一生知ることは無かったかも知れない。表面的には豊かで平和なこの国の、隠された真の姿を垣間見て、いまそこに暮らしていることが恐ろしくなった。
評 価☆☆☆☆☆(最近の憲法改正論にも、戦争という真実を歴史のなかに埋もれさせようという意図を感じてしまう・・・。)
コピー怒りと悲しみと
混雑度満席です。出来るだけ早めに受付を済ませておきましょう。
公開日2006/09/02(土)
Link [日本] [BOOK]
備 考京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。
cinepre