オランダの光
DUTCH LIGHT / HOLLAND LICHT

No.N05-035
鑑賞日2005/02/19(土)
劇場名京都シネマ3(烏丸)
監 督ピーター=リム・デ・クローン
出 演ヤン・アンドリーッセ, ロバート・ザントフリート, ギュンター・ケンネン, ヤン・ディベッツ, フィンセント・イッケ, ジェイムズ・タレル, エルンスト・ファン・デ・ヴェーテリング, スヴェトラナ・アルバース, リシュアン・フェレロ, アレックス・ビーゲン, トム・ホフマン
内 容
&
感 想
フィルムは、化学変化によって光を捉え、その連続により時間的変化を記録することの出来る媒体である。そのプロセス自体に、何ら芸術性は見い出されない。実は(作品中で言われているのとは逆に)我々もまた、物体ではなく、物体に反射した光を捉え、それを連続的に知覚している。ところが、そこには芸術が生まれる余地が存在する。フィルムはただ光を記録し、我々はそこに美を発見する。"オランダの光"とは、画家たちが捉え、知覚した光であり、彼らが描こうとしたそのもの、とは言えないだろうか?
評 価☆☆☆★(1年間に渡る定点観測と、美術家から農夫までの様々な視点からの証言による、多面的な探求が興味深い。)
コピーフェルメールが描いた"光"とは、どんな色だろうか?
混雑度多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
公開日2005/02/19(土)
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備 考京都シネマでは、当日朝より全ての回の受付を実施。開演15分前より受付番号順での入場。
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