フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白
THE FOG OF WAR: ELEVEN LESSONS OF ROBERT S. MCNAMARA

No.N04-184
鑑賞日2004/09/19(日)
劇場名ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ3(六本木)
監 督エロール・モリス
出 演ロバート・S・マクナマラ
内 容
&
感 想
「戦争反対」を言うのは難しくない。だがこれは、第二次大戦、キューバ危機、ヴェトナム戦争において重要な役割を果たし、戦争を止めることがいかに困難か身を以って体験した人物の「告白」である。彼は、戦争は人間の本質でありその呪縛から逃れることは出来ない、と示唆する。それは、人類の歴史を振り返れば自明でもある。では、戦争が避けられないものだとすれば、我々はどうすべきなのか。彼が示す11の教訓は、恐ろしいことだが、21世紀に人間が戦争と"共存"していくための道標なのかもしれない。
評 価☆☆☆☆☆(高評価を得ながらアカデミー賞の候補にも挙がらなかったE・モリス監督作品"The Thin Blue Line"(1988年)も観てみたい。)
コピーまた、同じ「過ち」を繰り返すのですか?
混雑度かなり混雑しております。早めに受付を済ませておきましょう。
公開日2004/09/11(土)
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備 考第76回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞。
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