父、帰る
THE RETURN / VOZVRAHCHENIYE

No.N04-180
鑑賞日2004/09/12(日)
劇場名シャンテ・シネ3(日比谷)
監 督アンドレイ・ズヴャギンツェフ
出 演ウラジミール・ガーリン, イワン・ドブロヌラヴォフ, コンスタンチン・ラヴロネンコ, ナタリヤ・ヴドヴィナ, ガリーナ・ポポーワ, アレクセイ・スクノワロフ, ラーザリ・ドゥボヴィク, エリザヴェータ・アレクサンドロワ, リュボーフィ・カザコワ, アンソレイ・スーミン
内 容
&
感 想
夏のある日、父親が突然帰ってきた。母、祖母と暮らしてきたアンドレイ、イワンの兄弟にとって父親との再会は12年ぶりで、写真でしかその顔を知らなかったが、父も母もその間ことを何も語ろうとはしなかった。翌朝、父親は兄弟を数日間の旅へと連れ出す。
その厳しさ、その崇高さ、その力強さ・・・7日間の物語、111分の作品に描かれる存在感は圧倒的だ。その寡黙さゆえ、宗教的、政治的な解釈も許されるが、だからこそ、家族における"父親"という存在をもう一度見つめ直す作品だと、素直に受け止めたい。
評 価☆☆☆☆★(兄アンドレイを演じたウラジーミル・ガーリンは撮影終了後、ロケ地の湖で事故死した。残念でならない。)
コピーなんで今さら帰ってきたんだ
混雑度満席です。30分前には着いておきましょう。
公開日2004/09/11(土)
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備 考シャンテ・シネでは定員入替制を実施中。前売り券も当日までに日時指定券との引き替えが必要。
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