サロメ
SALOME

No.N03-244
鑑賞日2003/11/23(日)
劇場名ル・シネマ1(渋谷)
監 督カルロス・サウラ
出 演アイーダ・ゴメス, ペレ・アルキリュエ, パコ・モラ, ハヴィエル・トカ, カルメン・ヴィリェナ
内 容
&
感 想
美しき王女サロメは、父の弟であり継父となった王ヘロデの踊りの求めを拒む。彼女の心はヨハネのものだった。だが、神に仕えるヨハネがサロメの求愛に応えることはない。やがて、王の前で妖美な踊りを披露した彼女は、その褒美としてヨハネの首を求めた。
架空の監督を登場させ、出演者に自らを語らせることで、一旦全てを解体。その上で始まる「サロメ」は、肉体と音楽が創造する一つの完成した作品であると同時に、映像作品として再構成される過程でもある。その息を呑む美しさは、瞬きで失う1コマさえ惜しい。
評 価☆☆☆☆☆(そして来年2月、C・サウラ演出、A・ゴメス主演による舞台「サロメ」が日本で幕を開ける)
コピー踊りの褒美に望むものはただひとつ─ 愛する男の首。
混雑度満席です。出来るだけ早めに受付を済ませておきましょう。
公開日2003/11/08(土)
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備 考ル・シネマでは、当日朝10時より全ての回の受付を実施。開演10分前より受付番号順で10人ずつの入場
cinepre