家宝
O PRINCIPIO DA INCERTEZA

No.N03-094
鑑賞日2003/05/10(土)
劇場名シャンテ・シネ2(日比谷)
監 督マノエル・ド・オリヴェイラ
出 演レオノール・バルダック, レオノール・シルヴェイラ, リカルド・トレパ, イザベル・ルト, イヴォ・カヌラシュ, ルイーシュ・ミゲル・シントラ
内 容
&
感 想
"青い雄牛"と呼ばれるジョゼは、娼館を経営するヴァネッサと共に、両家の息子アントニオに近づき、やがてヴァネッサはアントニオの恋人となる。それを見かねたジョゼの母セルサは、アントニオの親戚に、彼と幼馴染の美しい女性カミーラとの結婚を勧める・・・。
常にフィックスされたキャメラには、人々が堕ちていく様をじっと見つめる冷静さと、皮肉を込めた冷徹さがある。ある種の傍観者を装いながらしかし、カミーラを演じるバルダックの愛らしい笑顔を、じわりと息の根を止める毒素のように、画面に滲み出させる。
評 価☆☆☆☆(現代劇であることをふと忘れる、時代感覚の"無さ"も興味深い。)
コピー媚薬のような愛。
混雑度多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
公開日2003/05/10(土)
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備 考シャンテ・シネでは定員入替制を実施中。前売り券も当日までに日時指定券との引き替えが必要
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