銀幕のメモワール
LISA

No.N03-028
鑑賞日2003/02/09(日)
劇場名シネ・リーブル池袋2(池袋)
監 督ピエール・グランブラ
出 演ジャンヌ・モロー, ブノワ・マジメル, マリオン・コティヤール, サガモール・ステヴナン, ミッシェル・ジョナズ
内 容
&
感 想
1930年代に活躍した俳優、シルヴァン・マルソーの生涯を追うドキュメンタリーの製作に取り掛かっていた若き映画監督サムは、彼の出演した映画のフィルムと共に、一枚の写真を発見する。そこには、シルヴァンと共に、リザという美しい女性が写っていた・・・。
ユダヤ人迫害というテーマを根底に、過去と現在、2人の青年がアイデンティティに目覚めていく姿を、一人の女性を中心に描くという構成の面白さ。B・マジメルによる"現在"の物語はやや弱い(J・モローが強すぎた)が、記憶を辿る物語は鮮明に心に焼きつく。
評 価☆☆☆★(アニメーション作品「千年女優」とオーバーラップする部分も・・・)
コピーたとえ死がふたりを別つとも、想い出だけは奪えない─。
混雑度それなりに来てますが、座れないほどではありません。
公開日2003/02/08(土)
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備 考シネ・リーブル池袋では当日朝より全ての回の受付を実施。開演10分前より10人ずつ受付番号順での入場
cinepre