不実の愛、かくも燃え
TROLOSA

No.N02-043
鑑賞日2002/03/09(土)
劇場名シャンテ・シネ3(日比谷)
監 督リヴ・ウルマン
出 演レナ・エンドレ, エルランド・ヨセフソン, クリスタル・ヘンリクソン, トーマス・ハンソン, ミッシェル・ユーレモー
内 容
&
感 想
孤独に暮らす老人が書斎に向かっていると、女性の声が聞こえてくる。彼の記憶の中から呼び起こされたその声の主は、やがて姿を現す。彼女の名はマリアン。40歳。女優。彼女は、夫マークス、そして彼の友人ダーヴィッドとの日々を老人に語り始める。
I・ベルイマンの自伝的脚本を、L・ウルマンが描き直した作品であり、人生を振り返る老人の記憶を女性が物語るという構成と重なる。その女性の視点で描かれる愛憎のドラマが、老人の罪の意識が生み出した幻想であるという冷淡さが、しかし、深い愛にも見える。
評 価☆☆☆★(オリジナルの脚本にどう手が加えられたのか、興味深いところである)
コピー夫の親友との些細な戯れは、その夜、情欲の炎に変わった
混雑度多少混雑しております。少し早めに着いておきましょう。
公開日2002/03/02(土)
Link [日本] [IMDb] [DVD]
備 考3/16より上映時間変更有り。シャンテ・シネでは定員入替制を実施中。前売り券も当日までに日時指定券との引き替えが必要
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