日本の黒い夏[冤罪]
DARKNESS IN THE LIGHT

No.N01-048
鑑賞日2001/03/24(土)
劇場名シャンゼリゼ(銀座)
監 督熊井啓
出 演中井貴一, 寺尾聰, 細川直美, 遠野凪子, 石橋蓮司, 北村有起哉, 加藤隆之, 北村和夫, 平田満, 鈴木祐二
内 容
&
感 想
「松本サリン事件」でのマスコミ報道を追うドキュメンタリーを製作することになった高校放送部のエミは、地元TV局を訪れる。第1通報者だった神部氏が犯人であるかのような報道が、なぜ行われたのか。報道部長の笹野とスタッフ達は、当時の状況を振り返る。
それは、人の心と日本という国に潜む"陰"が幾重にも重なり合って起こった"事件"、と言えるだろう。本作は、その過程を丹念に追ってはいるが、その"陰"の本質にまで迫ろうとはしない。"真摯な目を向ける"高校生達にそれを託しているかのようでもある。
評 価☆☆☆☆(久しぶりに、日本映画らしい日本映画を観た気がする。)
コピー1994年6月―あの事件と報道の向こうに もう一つの、震えるような真実があった。
混雑度それなりに来てますが、座れないほどではありません。
公開日2001/03/24(土)
Link [日本] [IMDb] [DVD]
備 考高校、大学の放送部か新聞部の方は5人で一人1000円に
cinepre