リュシアン 赤い小人
LE NAIN ROUGE

No.N00-132
鑑賞日2000/09/02(土)
劇場名シネ・ラ・セット(有楽町)
監 督イヴァン・ル・モワーヌ
出 演ジャン=イヴ・チュアル, アニタ・エクバーグ, ディナ・ゴージ, ミシェル・ペルロン, アルノ・シュヴリエ, ミシュリーヌ・アルディ
内 容
&
感 想
法律事務所でまじめに働くリュシアン。30代の彼は子供の様に身長が低く、それがために周囲の奇異なものを見るような眼差しと、馬鹿にしたような態度に耐えながら生きていた。サーカスの少女イジスと、オペラ歌手の伯爵夫人パオラと出会うまでは・・・
モノクロの映像は、人間の内面を映像として焼き付けるためだと、すぐに気付く。人間が持つ"グロテスク"さを主人公に凝縮させ、その閉じ込められた内面を自身の創り出した"箱庭"に解放させる。屈折した寓話に共感を覚えるのは、自分もまた人間だから。
評 価☆☆☆☆(ベルギーの新人監督の長編デビュー作)
コピーその日彼は愛を知った
混雑度それなりに来てますが、座れないほどではありません。
公開日2000/09/02(土)
Link [IMDb]
備 考赤い小人君の画像のプリントアウト(カラープリント)をシネ・ラ・セットに持っていくと一般1,600円/学生1,300円に割引。
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