ピーター・グリーナウェイの枕草子
THE PILLOW BOOK

No.M97-069
鑑賞日97/07/20(日)
劇場名シネマライズ(渋谷)
監 督ピーター・グリーナウェイ
出 演ヴィヴィアン・ウー, 緒形拳, ユアン・マクレガー, 吉田日出子
内 容
&
感 想
書道家の父のもとで育った清原諾子。誕生日毎に肌に"書"を書いてもらっていた彼女は、いつしか、自分の体に"書"を書き入れてくれる男を探し求めるようになる。そして、運命の恋人ジェロームと出逢ったとき、ナギコは自ら筆を執る・・・。
清少納言に魅せられたピーター・グリーナウェイ監督(「プロスペローの本」)が、斬新な映像手法を駆使しながら、"書"の官能的な美しさを人間の肉体をキャンバスにして表現する。観劇後街へ出ると、いたるところに書かれた文字が、行き交う人々が、街全体が歪んで見えるほど、その作品は、甘美で危険。
評 価☆☆☆☆(残念ながら、見苦しい"ボカシ"が作品の魅力を半減させている。)
コピー好きなもの、美しい男の肌 嫌いなもの、美しい男の裏切り
混雑度多少混雑しております。20分前には着いておきましょう。
公開日97/07/19(土)
Link [IMDb]
備 考
cinepre