■鑑賞日
95/04/08(土)
■劇場名
渋谷パンテオン(渋谷)
■監督
ロバート・ロンゴ
■出演
キアヌ・リーヴス, ドルフ・ラングレン, ビートたけし, アイス・T, バーバラ・スコヴァ
■内容
西暦2021年。サイバースペースが全世界を覆い情報こそが世界を動かしていた。ジョニー・ネモニックは自らの脳をバイオメモリーとして情報を密輸する「記憶屋」。しかし、今回の仕事は自分の記憶容量をはるかに超える情報の輸送だった・・・。
■感想
コンピュータの作り出す非現実空間「サイバースペース」の概念を展開しSFの枠を超えて「サイバーパンク」ブームを巻き起こした、ウィリアム・ギブスンの処女短編「記憶屋ジョニー」が10年以上の歳月を経てようやく映画化された。新鋭監督だけに映画の完成度には問題があるが、俳優達の魅力で何とかそれをカバーしている。特に、日本人の我々にとってビートたけしの存在は無視できない。[北野武]でも[ビートたけし]でもない第3のキャラクター[TAKESHI]としてハリウッドに登場した彼の今後に期待したい。
■評価
☆☆☆★(もちろん、「スピード」とはひと味違ったキアヌの魅力も満載)
■コピー
未来も救えるか!?今度は[記憶]が暴走する!
■混雑度
公開直後は混雑が予想されます。
■公開日
95/04/15(土)
■備考
公開は渋谷東急他